助成金
介護や障害、ヤングケアラーやビジネスケアラーといった課題は、特別な一部の問題ではありません。誰かが誰かを「ケアする」という営みは、実は私たちすべての暮らしの真ん中にあります。
しのはら財団は、「人々の可能性や幸せ=Well-beingの最大化」をミッションに掲げ、ケアする人も、ケアを受ける人も、もっと笑顔で、もっと前向きに生きられる社会を目指しています。AIやテクノロジーの力を活かせば、これまで諦めざるを得なかった課題にも、新しい解決策が見つかると信じています。
そのために設けたのが、このケアテック・イノベーション・コンテストです。
未来を変える小さなひらめきから、実際に形にした試作品まで、幅広い挑戦を受け止めます。
このコンテストには2つの部門があります。
ひとつは、実際に形にした試作品を応募する「プロトタイプ部門」。
もうひとつは、まだ形にはなっていなくても、自由な発想や新しい切り口を応募できる「アイディア部門」です。
※当ページは「プロトタイプ部門」の募集要項です。
「作って試してみたい人」も、「まずは考えや想いを伝えたい人」も。
子どもから研究者まで、誰もが自分に合った方法でチャレンジできるのが、このコンテストの特徴です。
募集要項 (印刷する場合はこちらをご利用ください)
オンライン説明会開催中(以下URLからお申込みください)
https://forms.gle/tSvNacspScsTjTMN7
| 応募受付期間 | 2025年11月14日(金)00:00~2026年1月16日(金)23:59 | 
| 応募方法 | 電子申請(Web申請) | 
| 応募手続き | URLよりGraain(グラーイン)へ移行し、アカウントを新規登録の上、募集要項をよく読み申請してください。 https://www.service.graain.net/kq2yH/general/application/form/208eb30e-1fb7-4888-ae4567622998e4f1 | 
| 応募区分 | プロトタイプ部門 | 
| 応募カテゴリ | 小・中学生部門:小学生・中学生の個人またはチーム 高校生部門:高校生の個人またはチーム 大学生・一般部門:大学生(大学院生含む)、高専生、社会人などの個人またはチーム | 
| 応募カテゴリー | 分類番号 | 助成金上限額 | 採択予定件数 | 
| 大学生・一般 | 1 | 2,000万円 | 2 件 | 
| 大学生・一般 | 2 | 500万円 | 2 件 | 
| 大学生・一般 | 3 | 150万円 | 2 件 | 
| 高校生 | 4 | 100万円 | 2 件 | 
| 小・中学生 | 5 | 80万円 | 3 件 | 
※申請額の70~100%の範囲で、審査結果に基づき採択金額を決定します。
介護だけでなく、障害者支援、教育、心のケア(メンタルヘルス)などを含む幅広い「ケア」の領域から、社会的意義がありテクノロジーによる解決が期待できるテーマを自由に選んでください。
例えば、次のような課題領域が考えられます。下記はあくまで一例です。ケアされる方・する方にとって役立つものであれば、テーマは自由です。「こんな課題をテクノロジーで解決したい!」という熱意ある提案をお待ちしています。(下記は例示。自由に設定可能)
募集期間:2025年11月14日(金) ~ 2026年1月16日(金)(日本時間)
応募手順
1) Graain(グラーイン)で新規登録
・メールアドレスとパスワードの登録をしたうえで応募フォームに入力してください。
・Graain(グラーイン)応募フォームURL
  https://www.service.graain.net/kq2yH/general/application/form/208eb30e-1fb7-4888-ae4567622998e4f1
※新規ユーザー登録の際、法人名(所属先)が必須入力事項となっていますが、個人の場合は「個人」と入力してください。
2) 必要事項・書類を提出
| 提出要件 | 項目 | 入力内容 | 提出形式 | 
|---|---|---|---|
| 必須 | 応募者情報 | ・氏名 ・生年月日 ・所属 ・メールアドレス ・電話番号 | フォーム入力 | 
| 必須 | 顔写真付き公的身分証明書 | ・マイナンバーカード表面、パスポート氏名記載欄、運転免許証等 | PDF/JPEG | 
| 必須 | 応募カテゴリー選択 | プロトタイプ部門:大学生・一般【分類1】 プロトタイプ部門:大学生・一般【分類2】 プロトタイプ部門:大学生・一般【分類3】 プロトタイプ部門:高校生【分類4】 プロトタイプ部門:小・中学生【分類5】 | フォーム入力 | 
| 必須 | 助成金使途明細 | 【様式1】 (経費区分、用途、数量・単価、合計、備考) | |
| 必須 | プロジェクト概要 | 開発中のプロトタイプの目的・特徴を明快に記述 (200~400字程度) | フォーム入力 | 
| 必須 | 開発進捗・技術ポイント | 使用している主な技術、現在までに行ったテスト結果、今後の開発計画など (400字程度) | フォーム入力 | 
| 必須 | プロトタイプ紹介動画 | ・プロトタイプの目的と機能、用途、新規性を説明 ・開発の背景や着想のきっかけとなったエピソードやモチベーションなども動画に含める ・動画内に応募者本人(団体の場合は一部メンバー)が出演し、 顔が確認できる形で撮影 ・5分以内(スマートフォンで撮影可) ・動画ファイルが大きい場合はYouTube等に限定公開しURLを共有でも可 | mp4/URL | 
| 任意 | 補足資料 | ・プロトタイプの外観写真、画面キャプチャ、概念図、プレゼン資料(PDF等)などの補足資料 ・プロトタイプの構造や使い方が一目で分かる図表 | PDF/JPEG | 
| 必須 | 推薦状 | 【様式2】 推薦状は、応募者の適格性および提案されたプロジェクトの価値を客観的に評価し、助成金の適切な活用を確実にするための重要な資料となります ①推薦者の氏名、所属先、肩書、連絡先を明記 ②応募案の内容と意義について精通している人物であること ③小中学高校生、大学生(院)については、所属する学校教職員からの推薦状で可。それ以外の成人へ依頼する場合には、応募者の研究活動や専門分野を客観的に評価できる第三者(例:研究機関の指導者、職場の直属の上司、共同研究者など)からの推薦状 | |
| 必須(該当者) | 保護者同意書 | 【様式3】 | 
【様式1】助成金使途明細
【様式2】推薦状
【様式3】保護者同意書
選考基準
選考フロー
給付スケジュール
・第1回:約60%(表彰式後、合意書締結を経て3月下旬までに振込みます)
・第2回:約40%(報告書提出後、2026年9月以降に振込みます)
使用ルール
・助成金は研究開発に必要な直接経費のみ使用可。
・人件費は助成金総額の20%を上限とし申請可能。研究代表者本人への給与には充てられません。
(採択後に、雇用契約書や委託契約書の写しを提出いただきます)
・助成金は費用明細や領収書のご提出の必要はありませんが、当財団の求めに応じて閲覧する可能性があるため、必ず、助成期間中とその後数年は、保管いただけるよう、ご協力ください。
・虚偽申請・不当使用・中止・未使用金がある場合や、当財団からの連絡に応答がなく、当財団が連絡不能と判断するとき、返還を求めることがあります。
応募者が本コンテストにおいて開発・創出した知的財産権(特許権、著作権、意匠権、商標権等)は、原則として応募者に帰属します。当財団は、助成により生じた知的財産について、使用権・優先実施権等のいかなる権利も取得いたしません。
ただし、成果の普及や社会的意義の発信を目的として、当財団が広報活動において成果概要を紹介する場合があります。その際には、応募者の了承を得た上で実施します。